無料診断
採用の基礎

内定辞退はなぜ起きる?中小企業ができる対策と、入社前の不安のなくし方

最終更新日:2026年7月

「時間をかけて選考して、やっと内定を出したのに辞退された」——採用でいちばん力が抜ける瞬間かもしれません。つい「給与や条件で他社に負けたのかな」と考えてしまいますが、じつは内定辞退の多くは、待遇より“不安”が原因のことが少なくありません。この記事では、中小企業に起きやすい内定辞退の原因と、入社前に不安をなくすためにできる対策を、専門用語をかみくだいて整理します。

内定辞退が起きる主な理由

内定辞退は「その人の気が変わったから」という一言で片づけがちですが、多くの場合、辞退の裏には入社を決めきれない“不安”があります。代表的な理由を整理してみましょう。

辞退の理由背景にあるもの
他社と比較して迷う複数の内定を持ち、条件や将来性を天秤にかけている
入社後のイメージがわかない働く姿が想像できない=情報不足による不安
連絡が途切れて不安になる内定後に音沙汰がなく「歓迎されていないのかも」と感じる
家族の反対本人は前向きでも、周囲が会社を知らず心配している

こうして並べると、給与や待遇そのものよりも、「この会社で働く自分がうまく想像できない」という不安が辞退の引き金になっていることが分かります。とくに知名度で大企業に見劣りしやすい中小企業では、応募者が会社の情報を得にくく、この不安が生まれやすい傾向があります。

そしてこの「入る前と入った後のギャップ」は、内定辞退だけでなく採用ミスマッチとも地続きです。情報の伝わり方に原因があるという点で、根っこは同じだと考えると対策が見えやすくなります。

ポイント:「辞退=縁がなかった」で終わらせると、次も同じことが起こりがちです。辞退の理由の多くは“不安”であり、会社側の見せ方・伝え方で減らしにいける——この視点が出発点になります。

中小企業ができる内定辞退の対策

不安が原因なら、対策はシンプルです。「不安を減らし、入社後のイメージを具体的にしてもらう」こと。大きな予算がなくてもできる、中小企業向けの一歩を挙げます。

①内定後の丁寧なフォローと、こまめな連絡

内定を出したあと、連絡が途切れる期間が長いほど、応募者は不安になります。「何かあればいつでも聞いてください」と伝えたり、入社日までに一度face-to-faceや面談の場を設けたりするだけでも、「歓迎されている」という安心感につながります。連絡は多すぎる必要はありませんが、途切れさせないことが大切です。

②職場・社長・働く人を、ありのまま見せる

不安のいちばんの原因は「よく分からない」ことです。だからこそ、良い面だけでなく実際の職場の様子や、そこで働く人・社長の人となりをありのまま見せることが効きます。これは採用の分野でRJP(リアリスティック・ジョブ・プレビュー)と呼ばれる考え方で、初期の定着に効果があるとする研究が複数あります。くわしくは RJPとは?早期離職を減らす“見せ方”の基本 で解説しています。

③入社後の流れを、具体的に伝える

「入社してから、最初の1か月はこう過ごす」「まずはこの仕事から任せたい」——入社後の流れが具体的に見えると、不安は大きく減ります。役割や期待していることをはっきり伝えることは、とくに前職と比較して迷いやすい中途採用の方に有効とされています。

「うちの内定辞退、どこに原因がある?」を無料で診断します

記事を読んで気になった方は、まずLINEで無料診断を。御社の採用のどの段階で不安が生まれていそうかを一緒に整理し、動画で何が変えられそうかを率直にお伝えします。しつこい営業はしません。

\まずは無料/LINEで「採用ミスマッチ“見える化”診断」を受ける

※所要3分・無料相談つき・しつこい営業はしません。

「不安をなくす」手段としての採用動画

ここまで見てきたとおり、内定辞退の背景にあるのは「入社後のイメージがわかない」という不安です。この不安をやわらげる手段として、近年注目されているのが採用動画です。

文章や求人票だけでは伝わりにくい社長の1日・現場の様子・先輩社員の表情や声を動画で見せると、入る前に会社の空気が伝わります。「どんな人が、どんな場所で、どんなふうに働いているのか」が具体的に見えることで、応募者は自分が働く姿を想像しやすくなり、不安がやわらぐ方向に働くと考えられます。結果として、内定辞退が減る方向に作用することが期待できます(ただし効果を保証するものではありません)。

また、動画は本人だけでなく家族に会社を知ってもらう材料にもなります。「どんな会社か分からない」という周囲の不安が、辞退の後押しになることは少なくないからです。

なお、入社前の不安を放置したまま入社に至ると、今度は入社後の早期離職につながりやすくなります。内定辞退の対策と早期離職の対策は地続きであり、どちらも「ありのままを見せて不安をなくす」という同じ軸でつながっているのです。

よくある質問(FAQ)

内定辞退はどのくらい起きるものですか?
割合は、企業規模・業種・採用時期・求人倍率などによって大きく変わるため、一律の数字で語ることはできません。一般的な傾向として、知名度で見劣りしやすい中小企業や、他社と併願されやすい人気職種ほど辞退は起きやすいと言われます。まずは自社で「どの段階で辞退が多いか」を記録し、原因を整理するところから始めるのがおすすめです。
中途採用と新卒採用で、内定辞退の対策は違いますか?
基本の考え方は同じで、「不安を減らし、入社後のイメージを具体的にしてもらう」ことが軸になります。ただし新卒は社会人経験がなく親御さんの意見も影響しやすいため、より丁寧な情報開示や説明が効きやすい傾向があります。中途は前職との比較で迷うことが多いため、入社後の役割・任せたいことを具体的に伝えることが有効とされています。
採用動画を使えば内定辞退は本当に減りますか?
減ることを保証するものではありません。ただ、内定辞退の背景には「入社後のイメージがわかない」という不安があることが多く、社長や現場・先輩社員の様子を動画で見せると、入る前に会社の空気が伝わり、不安がやわらぐ方向に働くと考えられます。効果には個人差・企業差があるため、フォローや情報開示とあわせて取り入れるのが現実的です。

東葛エリアの内定辞退には、東京が絡みます

柏市民の28.0%は東京都に通勤しています(柏市「統計データ等から見た柏市産業の特性」)電車で40分ほどの距離にあるため、東葛エリアの求職者にとって都内は現実的な選択肢です。

そのため地元企業の内定辞退は、同業他社ではなく都内企業との併願で起きていることが少なくありません。条件表で並べると都内が優位に見えるため、内定を出してから決断までの期間に気持ちが動きます。

ここで効くのは、条件の上乗せではなく「通勤時間を差し引いても、ここで働きたい」と思える材料を先に渡しておくことです。内定後に慌てて口説くより、選考の早い段階で会社の中身を見てもらっているほうが、辞退は起きにくくなります。

柏市の採用の現状と、この地域での動画の作り方は 柏市の中小企業向け 採用動画 にまとめています。

CONTACT

採用のこと、ひとりで抱えていませんか。
まずは無料で、一緒に整理します。

「何から手をつければいいか分からない」段階で大丈夫です。御社の内定辞退がどこで起きているのか、LINEで無料診断してみませんか。

\無料・3分/LINEで「採用ミスマッチ“見える化”診断」を受ける
※診断・相談は無料です。掲載の事例・効果は一例であり、同様の成果を保証するものではありません。お問い合わせの際はプライバシーポリシーをご確認ください。